社長挨拶

 当社は、昭和24年5月の会社創立以来、公益事業である競輪を通じて、半世紀以上に亘り地元松戸市地域の発展と共に歩んでまいりました。現在も「松戸競輪場」の施設会社として競輪事業を中核事業としている他、テナントビル等による不動産賃貸事業を営んでおります。

 また、当社は日本で初めてのドーム球場である「東京ドーム」を所有する株式会社東京ドームと平成2年より資本及び業務提携を結んでおりましたが、平成16年12月の株式交換により同社の完全子会社となりました。それにより、現在は同社グループ内でのシナジー効果を求めて関連事業の効果的な経営を図っております。

 当社の主力である競輪事業では、従来の松戸競輪場の施設賃貸に加え、長年にわたり培った運営ノウハウを活かして、平成17年4月から、競輪施行者である松戸市と民間企業では初となる運営業務全般の受託契約を締結し、更に業容を拡大いたしました。

 また、宮城県黒川郡に平成16年3月にオープンした専用場外の「サテライト大和」を保有する他、平成20年12月より船橋オートレース場内に併設された「サテライト船橋」の運営を受託しています。

 競輪を含めた公営競技全体では厳しい事業環境が続いておりますが、当社は主催者をはじめとする関係団体と協力して、場内施設整備やファンサービスの向上に取り組み、これからも競輪の発展に寄与してまいります。

 一方で、不動産賃貸事業におきましては、近年徐々に収益資産の取得を進め、現在都内の新宿、代々木、市ヶ谷、目黒の4箇所に賃貸ビルを保有する他、千葉県内にも賃貸商業施設の「プチモール二ツ木」を始めとする4箇所の賃貸物件を展開しています。不動産事業は一般の経済情勢により強く影響されるため、ハード・ソフト両面におけるノウハウの集積により市場環境の変化への対応に努めながら、競輪事業を補完する長期的な収益事業として更なる拡充を目指します。

 我が国の社会情勢も新たなグローバル化の流れの中で、資源、エネルギー、環境、技術等、様々な問題に対する見直しが迫られており、大きな変革期に来ていると思われます。

 そのような状況下、今後は人々のライフスタイルや企業の有様も変化していくものと考えられますが、当社は東京ドームグループの一員として、課せられた社会的使命を果たしながら、会社一丸となって社業の発展と業績の向上に全力を傾注し、地元松戸市の地域社会と共に着実な歩みを進めたいと考えています。

2015年5月
代表取締役 今岡 裕継

代表取締役 今岡 裕継

代表取締役 今岡 裕継